「特定外来生物」対策を支援するハンドブック作成 分布状況や防除方法をとりまとめ 愛知県

 ペットや食料として持ち込まれた、本来その土地にはいない他の地域の生物を「外来種」と呼びますが、その中でも、爆発的に増加して生態系のバランスを崩すだけでなく、人の健康や産業などにも被害を及ぼすものは「特定外来生物」として国が指定しています。

 この「特定外来生物」の防除・封じ込め対策を支援するため、「愛知県特定外来生物ハンドブック」を県が作成しました。

 ハンドブックには、県内で確認されている動物25種類と植物12種類を掲載。各生物について生態や分布状況のほか、具体的な防除方法などの対策に必要な情報がまとめられています。

 作成の経緯について県は、「外来種の防除・封じ込めといった取り組みを推進するためには、正しい知識と適切な対策についての知見が必要です。県内各地の外来種対策に活用され、生物多様性を守る取組の一助となれば」としています。

 ハンドブックは、県のWEBページからダウンロードが可能です。

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