福井県の湖で12年ぶりにソウギョ見つかる 若狭町の三方湖、ベテラン漁師が捕獲

 中国原産の淡水魚ソウギョが1月25日、福井県若狭町の三方湖で生きたまま捕獲された。体長1メートル10センチ、重さ約20キロで、12年前にも一度見つかったことがあるという。

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外来魚調査、水くむだけ!? 熊本市の江津湖 皮膚や分泌物、ふん…「環境DNA」で駆除効果検証

 熊本市は本年度、江津湖で、水中に含まれる魚類のDNAを活用した生息状況調査を進めている。「環境DNA調査」と呼ばれる新たな手法で、市が実施するのは初めて。江津湖に生息する外来魚の全体像を推定し、電気ショッカー船で実施している外来魚駆除の効果を検証する。

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北極振動が琵琶湖に影響 ミジンコ成長と周期性一致 滋賀県立大など

 北極域の気候が琵琶湖のミジンコに影響している――。滋賀県立大環境科学部の伴修平教授と劉鑫(りゅうきん)特任研究員が滋賀県水産試験場などとの共同研究で、「北極振動」という気象現象が琵琶湖の動物プランクトン成長・増加量に関連していることを突き止めた。滋賀県立大が発表した。同様の現象は欧州でも確認されているが、極東アジアでは初めてという。琵琶湖の生態系は地球規模の気象の影響も受けていることが裏付けられた。【庭田学】

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ハクチョウ受難、くちばしに釣り糸絡まる 保護試みるも難航 仙台・与兵衛沼

 仙台市宮城野区の与兵衛沼で、釣り糸が絡まったオオハクチョウの幼鳥が見つかった。21日も糸は口や首に複雑に巻き付き、くちばしが開きにくそうに見える。首を振るしぐさを何度も繰り返している。

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クロマグロ釣りに漁獲の上限設定へ シラスウナギも流通管理を強化

 水産庁は19日、次期水産基本計画の原案を明らかにした。国際的な資源管理が続くクロマグロについて、レジャーの釣り(遊漁)にも漁業と同じように漁獲可能量(TAC)を設ける方針を盛り込んだ。シラスウナギ(ニホンウナギの稚魚)は、流通の透明性を高める法規制の対象にするとした。水産物の自給率目標も大幅に引き上げる方針だ。

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右利き・左利きは幼少期に決まる 魚の実験で富山大などが確認

 鉛筆やお箸などを片側の手だけで使う利き手。「利き」はヒトだけでなく、魚にもあるという。こうした利きが、幼い頃の経験から決まっていくことを、富山大や名古屋大などのチームが、東アフリカに生息する淡水魚の実験で明らかにした。成長してからでは、利きは獲得できないことも確かめた。

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「たまずん」に川崎・多摩区特別住民票 「地元の魅力発信の一翼担って」

 川崎市多摩区の二ケ領せせらぎ館で飼育されている黄金色のナマズ「たまずん」に19日、同区から「特別住民票」が交付された。同区で特別住民票の交付は初めてで、藤井智弘区長は「区や多摩川の魅力発信の一翼を担ってもらいたい」と期待を込めた。

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絶滅危惧のサラマンダーを救えるか、紙幣にもなったメキシコ文化を象徴する生物

 人気者の生息地を回復へ、住民の努力
 メキシコに、奇妙な両生類のラベルが貼られた地ビールがある。描かれているのは羽のようなエラを持つメキシコサラマンダー(アホロートル)、日本ではウーパールーパーの名でかつて人気を博した絶滅危惧種だ。

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