宮崎県都城市の大淀川水系で外来魚のコウライオヤニラミが生息域を拡大している問題で、宮崎県は、コウライオヤニラミの持ち出しや放流を8月から禁止することを決めました。
コウライオヤニラミは、朝鮮半島原産の淡水の肉食魚ですが、環境省の特定外来生物に指定されておらず、都城市の大淀川水系で生息域を拡大しています。
この問題を受けて、県の内水面漁場管理委員会は7月25日、コウライオヤニラミを大淀川水系から生きたまま持ち出すことや、県内の河川に放流することを禁止する「指示」を出すことを決定。違反した場合は知事から「命令」が出され、従わなければ1年以下の懲役または50万円以下の罰金などが科されるということです。
この規制の有効期間は、8月の県公報への掲載から5年間となっています。