「早くいなくなって」外来カミキリ“クビアカ” 桃やプルーンの木を枯らす恐れ 長野県内で241本に被害 県が対策会議「早期の発見・防除を」 被害拡大の佐久地域で薬剤の配布進む

「外来カミキリ」です。長野県内でも被害が広がるモモやプルーンなどの木を食い荒らす「クビアカツヤカミキリ」。県は、被害が確認されている佐久地域の自治体を集め、早期の発見・防除など必要な対策を確認しました。

県佐久地域振興局・滝沢裕之局長:
「佐久地域特産のプルーンなど、樹木を内部から食い荒らし、枯れさせるなど大きな被害の恐れがあります」

 佐久市で開かれた会議で危機感を露わにした県の担当者。

 特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」に対してです。

 東アジアが原産で、幼虫はモモやプルーン、ウメなどバラ科サクラ属の木の内部を食い荒らして枯れさせる恐れがあります。

 県内でも2026年に入り初めて被害が確認され、県によりますと、佐久市と佐久穂町のあわせて241本に被害が見つかっているということです。

 9月8日は、佐久地域の市町村の担当者を集めた会議を開き、被害防止に向けた対策を確認しました。

 重要なのは早期の発見と防除。県は農家に対し、防除用の薬剤の配布を進めています。

 また、成虫が確認された地域周辺でバラ科サクラ属の庭木や街路樹を所有・管理する住民と事業所に対しては薬剤の配布のほか、散布に必要な器具の貸出も行っています。

 佐久市内でプルーンを栽培している仲沢真一郎さん。

 被害の発生を心配していて県から配布された薬剤を収穫が終わった木から順次、散布することにしています。

プルーン農家・仲沢真一郎さん:
「早くいなくなってほしいですよね。もともとこの地にはいない虫ですからね。食害が進むと、生産ができなくなってしまうので、そうならないように祈ってます」

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