池の水を抜き魚と格闘! 〝泥臭く〟挑む高専生

 池の水を抜く「かいぼり」が近年ブームとなっている。だがそれは本来、外来種駆除のために行われてきたことではない。江戸時代をピークに、稲作をはじめとする農業用水の貯水池として造成されたため池は、現在も全国に約16万カ所ある。

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夜行性動物を昼間のスタジオへ、“かわいいい”と“映え”に搾取される動物たち

 ここ最近、エキゾチックアニマルを取り上げる番組が増えてきている。番組の内容はおおむねSNSやネットでかわいいと評判、というもの。しかし、このブームを動物の専門家たちは非常に危惧している。実は密輸された動物であったり、飼育環境が整っていなかったら……。かわいい、だけでは許されない。

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「麻薬王のカバ」、首領射殺後に4頭から80頭に…「客寄せ効果」もあり避妊薬で数制御

 南米コロンビア北西部で、外来種であるカバが繁殖し、避妊薬で数をコントロールする取り組みが始まった。「麻薬王」と呼ばれた男のもとで飼育され、野生化したカバ。地域の町おこしに一役買っていることもあり、人との共存の道が探られている。(コロンビア北西部プエルトトリウンフォ 淵上隆悠、写真も)

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アライグマ急増、捕獲数1000匹超える 食害や家屋破損相次ぐ 強い繁殖力に対策悩む自治体

 群馬県内で野生のアライグマが年々増え、農作物食害や家屋破損などの被害が相次いでいる。県内捕獲数は2019年度に1178匹と初めて千匹を超えた。特定外来生物に指定され、雑食性で繁殖力が強く生態系への影響が懸念される。自治体は箱わなの貸出事業などで住民による捕獲を後押ししているものの、夜行性のため生息実態などがつかみにくく、抜本的な解決にならず苦慮している。

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ハブより強い毒を持つヘビ、沖縄で急増 在来種を上回る3300匹捕獲 置き換わりの可能性も

 2020年に市町村が捕獲した特定外来生物「タイワンハブ」が過去最多の3317匹に上ったことが27日、沖縄県衛生薬務課のまとめで分かった。捕獲を開始した11年から9年間で約4倍に増えた。タイワンハブの捕獲数は19年から在来種のハブを上回っており、専門家は世界自然遺産登録地への侵入や外来種の定着で生態系への影響を指摘。「地域によっては、在来種から外来種に置き換わる可能性がある」と警鐘を鳴らす。(社会部・砂川孫優、北部報道部・當銘悠)

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「危機的状況」世界中で猛威をふるう外来カミキリ 宮城県内でも被害確認 樹木食い荒らす

あらゆる木を食い荒らし、枯らしてしまう虫として世界中で猛威をふるう、外来種の虫がいます。宮城県内でも今年の夏に初めて確認され、現在、公園の近くの街路樹や、大学でも被害が確認されています。

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街路樹が倒れる恐れも…外来種の大型カミキリムシが食い荒らす 「くだもの王国」福島にも黄信号

 2021年夏、国内で初めて、中国南部などに生息している大型のカミキリムシ「サビイロクワカミキリ」が、福島・郡山市で発見され、街路樹に影響が出ている。

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有毒「ハイイロゴケグモ」が生息域拡大…繁殖力“半端なく強い” メスに注意、見つけた時の対処法は【宮崎発】

 特定外来生物で毒を持つ「ハイイロゴケグモ」。宮崎市を中心に生息域が拡大していて、県は注意を呼びかけている。

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