1日に10センチ伸びる脅威の雑草、沖縄で拡大「お手上げ状態」 世界のワースト侵略生物

 つる性植物で特定外来生物のツルヒヨドリ(キク科)が沖縄県金武町や恩納村、宜野座村、名護市内の5地域(名護、久志、羽地、屋部、屋我地)などで白い花を咲かせているのが15日までに確認された=写真。ツルヒヨドリは「世界の侵略的外来生物ワースト100」にも挙げられ、つるが1日に約10センチ伸びるとされている。

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国内2例目 本栖湖で「レイクトラウト」の生息を確認 肉食で生態系への影響を懸念 県が放流などを禁止 山梨県

 適切な管理が必要な外来種「レイクトラウト」の生息が、本栖湖で確認された。山梨県は、この魚の放流や持ち出しを禁止とし、生態調査や駆除を行う予定だ。

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「俺がやらなきゃ殺される」 “ワニガメ研究所”強面所長、動物保護に捧げた人生

研究所所長という肩書きながら、あまりに強面すぎる見た目が話題に
「人間の指なら3、4本くらい軽く飛ばしますんでね」――。「ワニガメ生態研究所」所長という肩書きながら、そのあまりにも強面すぎる見た目からネット上で度々話題となる人物がいる。岡山でワニガメやカミツキガメ、ワニといったどう猛なは虫類を中心に保護活動を行う荻野要さんは、どんな動物であろうとも高額の治療費がかかろうとも、一切の依頼を断らない保護動物たちの最終引き取り人だ。私財を投げうってまで保護活動を続ける理由は何なのか。サングラスの下に隠された素顔に迫った。(取材・文=佐藤佑輔)

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アワビが「絶滅危惧種」入り、オオサンショウウオも「準絶滅危惧」から1段階上に

 おせちのアワビが食べられなくなる?――。各国の政府や環境団体などでつくる「国際自然保護連合」(IUCN)は10日、絶滅の恐れがある動植物をまとめたレッドリストの最新版を公表した。刺し身やおせち料理でなじみ深く、日本近海で取れるアワビ3種を「絶滅危惧種」に追加した。

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密放流か 特定外来生物「コクチバス」1021匹を駆除 業務妨害で漁協が警察に被害届

 海外から持ち込まれた有害な生物=特定外来生物についてです。 山梨市の琴川ダムで特定外来生物の「コクチバス」の生息が確認され、本来必要のない駆除作業が生じたとして、漁協が警察に被害届を提出しました。

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ソテツ寄生の外来種害虫を初確認 奄美大島で700本超の被害

 鹿児島県は7日、植物のソテツを枯らす害虫カイガラムシの外来種を国内で初めて確認したと発表した。奄美大島のソテツが10月に大量に枯れ、地元大学などが原因を分析して判明した。海外では甚大な被害が出ており、県は飛散防止のため、枯れたソテツの除去や薬剤の散布を進める。

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7万匹以上のヒアリ確認 1度に確認された数としては過去最多

 今年10月、広島県の福山港に陸揚げされたコンテナから強い毒を持つヒアリが見つかったことを受け、環境省と広島県が調査を行ったところ、同時に輸入されたコンテナを含め、あわせて7万匹以上のヒアリが確認されました。国内で1度に確認されたヒアリの数としては過去最多です。

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生態系保全域巡り各国対立 条約の新目標案、難航必至

 国連生物多様性条約の下で進む生態系保全の新たな国際目標作り交渉で、保全域の設定や外来種対策などの主要項目で各国の意見が対立していることが3日、協議内容をまとめた文書で判明した。保全域は陸と海の少なくとも30%とする目標案が議論されているが、世界全体で達成するか、それぞれの国で実現するのかなどで主張が食い違っている。

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