10年前から行方不明だった兵庫のオオサンショウウオ、まさかの滋賀で発見! 保護から帰郷までの一部始終

 2012年から行方が分からなくなっていたが、今年6月、滋賀県甲賀市で見つかった。健康状態は良好で血液検査などを経て8月、ふるさとの兵庫県三田市に戻ってきた。国の特別天然記念物、オオサンショウウオ。元々は羽束川に住んでいたが、違法に捕獲されて滋賀の川に放流されたとみられる。(土井秀人)

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皮下を幼虫がはう「顎口虫症」青森県で初確認 約130人に症状 多くはシラウオ加熱せず食べる

 青森県は、寄生虫が皮膚の下に入り込み、傷みや腫れを引き起こす「顎口虫症(がっこうちゅうしょう)」が青森県内で初めて確認されたと発表しました。約130人に症状がみられ多くはシラウオを加熱せず食べていました。

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琵琶湖で激減のホンモロコ 漁獲量回復の兆し 食べる文化復活課題に

 1990年代半ばから激減していた琵琶湖の固有種ホンモロコの漁獲量が増加の兆しを見せている。滋賀県や漁業者などが15年以上、ホンモロコ資源の回復を図ってきた効果が表れたとみられる。しかし、長年の漁獲低迷でホンモロコを食べる文化が薄れてしまい、需要が戻らないという新たな問題が浮上している。

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”カエルの歌”で分布調査 見えてきた都市化の影響

 日本最大の関東平野の田んぼにはどんなカエルがいる? 東邦大学と国立環境研究所のチームが、たん水期の水田200カ所で鳴き声を録音して調べた。シュレーゲルアオガエルなど5種の生息と分布が分かった一方、温暖化や都市化、圃場(ほじょう)整備に伴う水路のコンクリート化の影響を受けている種類も見えてきたという。「カエルの鳴き声に耳を澄ませ、身近な水田環境を知ってほしい」と研究者たちは呼びかける。(栗田慎一)

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滋賀「西の湖」でアオコ大量発生 原因は湖水の異変、対策へ「泡」の新兵器

 琵琶湖最大の内湖「西の湖」(滋賀県近江八幡市)で近年、アオコが大量発生している。地元の水産、観光事業者らが頭を抱えており、滋賀県が水質改善に向けた実証実験に乗り出した。高濃度の酸素を含む直径1マイクロメートル未満の微細な気泡(ウルトラファインバブル)を湖底に送り込み、アオコの発生を抑制する全国的に珍しい取り組みという。

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農業に深刻被害 外来水草95%超駆除も「油断禁物」 住民ら、根絶へ刈り取り作業 淡路・本田池

 兵庫県洲本市五色町都志米山の本田池(約1500平方メートル)で、農業などに深刻な被害を及ぼす外来水草ナガエツルノゲイトウの駆除が終盤に入った。今月3~6日の4日間、ボランティアを含む延べ約90人が刈り取り作業をした。2年前に見つかり、池全体に広がっていた。駆除は955%以上進んだが、住民グループは「根絶の確認まで時間がかかる。近くの水田でも見つかり、油断できない」とする。(荻野俊太郎)

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釧路・春採湖のヒブナ、ギンブナと金魚の交雑種 DNAから判明

 北海道釧路市の春採湖に生息する緋色(ひいろ)の「ヒブナ」が、在来種のギンブナと約100年前に放流された金魚との交雑種であることが、京都大や釧路市立博物館などの共同研究グループのDNA分析で判明し、米科学誌「PLOS ONE」のオンライン版に掲載された。ヒブナはこれまでギンブナの突然変異で生まれたとされ、春採湖は「ヒブナの生息地」として国の天然記念物にも指定されている。

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ビオトープを住民が再生 富山市新庄小創立150年

 富山市新庄小学校は、敷地内にあるビオトープ「新庄の森」を再生させた。管理が行き届いていなかったため、小川の水が濁ったり、雑草が茂ったりと、長年荒れた状態だった。創立150周年を機に住民が協力して、自然に親しむことができる場所へと復活させた。

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