稲を食い荒らす外来種のスクミリンゴガイ(通称ジャンボタニシ)による被害を防ごうと、神奈川県平塚市内の田んぼで一斉に駆除作業が始まった。県内一の米の収穫量を誇る同市の農家には、被害拡大は深刻な事態となっている。これまで駆除は各農家の判断で行っていたが、今年から大々的に実施している。
アライグマ捕獲 佐賀で過去最多2300匹「農作物ある平野部で増加」 19年度
北アメリカ大陸原産で、かつてはペットとしても飼われていたアライグマ。どう猛な性格から飼い主に捨てられたり、逃げ出したりして繁殖し、今ではほぼ全国の都道府県で確認されている。年間で捕獲された数は5万匹を超えた。空き家などに住み着き、農産物を荒らす外来生物の「厄介者」は、捕獲数をはるかにしのぐ勢いで広がっている。【井上和也】
「かいぼり」で捕獲した生物、7割がブルーギルなど外来種
東京・練馬区民が憩う都立石神井公園の石神井池で、池の水を抜いて水質浄化を図る「かいぼり」が行われている。外来種の駆除も行い、池底を乾燥させることで夏季に濁りや悪臭の原因となるアオコの発生を防ぐ。
ハトを食べる東欧の巨大ナマズ、西欧で在来魚の脅威に
フレデリック・サントゥール氏が、ヨーロッパ最大の淡水魚の貪欲な食性を初めて目にしたのは、南フランスの町アルビにある中世の橋の上でのことだった。
鹿児島県徳之島地区で外来水草“侵略”が顕著化
【徳之島】鹿児島県の徳之島地区ではこのところ、徳之島ダムをはじめとする農業用ため池、湧水池などの一部で、特定外来生物など外来水草が繁殖し拡大傾向が顕著化している。駆除作業が「手に負えないイタチごっこ状態」の民有地。行政施策による官民一体の取り組みも求められている。
「釣りフェスティバル2021 オンライン」が明日開幕
一般社団法人 日本釣用品工業会は「釣りフェスティバル2021 オンライン」を2021年1月22日(金)から2月25日(木)を開催。1月22日(金)、23日(土)、24日(日)の3日間はライブ配信を行なう。
「釣りキチ三平」作者がコロナ禍に発信した「ガマン」のメッセージ 評伝作者が語るマンガ家・矢口高雄さんの素顔
2020年11月、マンガ家の矢口高雄さんが亡くなった。「釣りキチ三平」「マタギ」など自然と人間とをテーマに扱った代表作は特に今でも人気が高い。
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ボートや釣り人の事故が急増 背景に屋外レジャー人気?
昨年1年間に発生したプレジャーボートの事故や釣り人の海難が前年より大幅に増えたことが、海上保安庁のまとめで分かった。新型コロナウイルスの感染拡大で屋外レジャーをする人が多かったことが背景にあるとみられ、海保は、海で遊ぶ人が増える春以降に向けて注意を呼びかけている。
釣り客マナーに住民嘆き…改善しない「ごみ問題」 長崎・野母崎地区
多種多様な魚が生息し長崎県内外から多くの釣り客が訪れる長崎市野母崎地区。コロナ禍による釣りブームや会員制交流サイト(SNS)の影響で釣り客が増える中、地域住民らはごみの放置など釣り客のマナーの悪さに頭を悩ませている。行政も以前から問題を把握しており、複数の看板を設置するなど対策を取っているが、状況は改善していない。県内の愛好家でつくる県釣り団体協議会は「地道な活動が必要」として、釣り人や子どもへの教育など啓発を続けている。
国内未確認の外来種バッタ、高校生らが発見 船で日本に?環境への影響調査 神戸
神戸市東灘区の市立六甲アイランド高校の生徒と教諭が国内で生息してない外来種のバッタを学校近くで見つけた。専門家らが確認し、昆虫の専門誌「月刊むし」の1月号に掲載された。生徒らは、環境に及ぼす影響などを調べるという。