6月に江別市内の川で釣りあげられた、特定外来生物の「アメリカナマズ」。環境省などが現地調査をしましたが、発見できませんでした。
加藤諒也記者:「釣り竿が置かれ、調査が行われています。果たしてアメリカナマズを見つけることができるのでしょうか?」
今年6月、江別市内の川で釣りに来ていた男性が特定外来生物の「チャネルキャットフィッシュ」、通称「アメリカナマズ」を釣りあげました。アメリカナマズは本来北海道には生息していない魚で、生態系を破壊してしまう可能性があります。
26日午後から環境省や北大などが現地調査を行い、魚の切り身や鶏のレバーなどを餌に川に釣り糸を垂らしておよそ2時間待ちましたが、アメリカナマズはかかりませんでした。
環境省北海道地方環境事務所野生生物課 佐藤拓真さん:「新しい発見情報はない状況なので、ひょっとすると本当に少数個体が入ってるだけなのかなっていう風に考えています。今回の調査に加えて環境DNAの分析も進めていますので、こちらの結果と合わせて今後の方針等を検討していきたい」。