世界自然遺産に登録されているやんばるの森を外来植物から守ろうと、大宜味村で勉強会が開かれました。
県などが大宜味村で開いた勉強会には、地元の人や高校生など54人が参加しました。
環境省のリストでは生態系などに被害を及ぼす恐れのある外来種は全国で429種あり、このうちのおよそ100種が県内に分布していて、半数以上は植物とされています。
参加者は外来種の生態や拡大を防ぐための方法などを確認しました。
▼EndemicGardenH 上開地広美環境部長
「外来種をこれ以上増やさないために必要なことは3つだけです。入れない・捨てない・広げない。移動するときに靴底を綺麗にするとか車をチェックするというだけで大事な外来種対策になります」
このあと参加者は、覆った植物を枯らしてしまうツルヒヨドリの駆除の仕方を学びました。
県は「外来種を見つけたら速やかに回収・駆除してほしい」と呼びかけました。