特定外来生物「カミツキガメ」について学ぶ 千葉県立中央博物館で企画展

 鋭いくちばしに強力なあご。特定外来生物に指定されている「カミツキガメ」について詳しく学ぶことができる企画展が県立中央博物館で開催されています。
 


1960年以降、ペットとして日本国内に持ち込まれ、飼われていた特定外来生物のカミツキガメは近年、印旛沼流域など県内の河川や水路などに増え人に咬みつく危険があることから駆除の対象になっています。
 企画展では、カミツキガメの特徴や生態系を乱す理由が写真やパネルを使ってわかりやすく紹介されているほか駆除に使用する罠やカミツキガメのはく製標本、さらに生きたカミツキガメも実際に見ることができます。
 県立中央博物館は、「カミツキガメの姿を実際に見る機会は少ないと思うので、本物を見て楽しむほか、問題について考えながら見て頂ければ」と話しています。企画展示・「カミツキガメ」は、県立中央博物館で1月13日まで開催されています。
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