水面が全く見えないほど緑で埋め尽くされた佐賀市の水路。その正体は繁殖力の高い外来種の水草でした。
【リポート・木村賢勇】
「佐賀市下田の国道沿いの水路です、こちら大量の水草が発生していて水面は完全におおわれています」
佐賀市下田の住宅街のそばを流れる水路に大量発生する謎の植物。 広い範囲にわたって水面が緑に埋め尽くされています。 周りに住む人に話を聞くと…
Q.これまでこんな風になったことは?
「なかなか、今までこがんなったことなかもん」
地元住民によりますとこれまでも毎年、水草を見かけてはいたそうですが、大量発生は今年が初めて。 県や市が駆除を実施して一旦はおさまりましたが、またこのような状態に戻ったということです。
【地元住民】
「これまでは釣りにきよった、学生や子ども」
佐賀市によりますとこの植物はホテイアオイという繁殖力の高い外来種の水草で、今年に限って大量発生した理由は今のところわかっていないということです。
ホテイアオイは水辺の生態系などに悪影響を与えるおそれがあるため、国が“重点対策外来種”に指定していて、駆除の相談があればまずは市に連絡してほしいということです。