1頭3千円なり、捕獲せよ 「アライグマバスターズ」神戸市が募集へ

 神戸市は28日、農作物や生態系に被害を及ぼす特定外来生物アライグマの捕獲に携わる市民団体の募集を始めた。名付けて「KOBEアライグマバスターズ」だ。

 5人以上の市民団体を想定し、5団体ほどを募集する。講習会を受けてもらったうえで、箱わなやセンサーカメラの設置や見回り、えさ交換などを担ってもらう。捕獲できた場合は、謝礼として1頭あたり3千円、処理や運搬もした場合は8500円を払う。

 アライグマは市内全域で目撃情報がある。神戸市は1400個の箱わなを市内に仕掛けており、対策を進めてきた。

 2024年度は2948頭を捕獲し、神戸市によると全国の市町村で最多だった。農作物への被害は3300万円で、年々増加傾向にある。

 久元喜造市長は、定例記者会見で「根絶を目指すことも視野に入れて取り組みたい」と述べ、被害で困っている場合は、鳥獣相談ダイヤル(078・333・4408)に気軽に相談してほしいと呼びかけた。

 また神戸市は、アライグマやハクビシンのすみかとなりやすい古い建築物の侵入対策費用を補助することも発表した。文化財か茅葺(かやぶ)き屋根、築年数がおおむね50年以上の建築物が対象で、10万円または実費の低い額を補助する。(谷辺晃子)

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