富山にイグアナ!? 全長1メートルを捕獲 警察が捕獲し飼い主に

 富山中央署は24日、イグアナとみられる動物(全長約1メートル)を捕獲し、飼い主の女性に引き渡したと発表した。見つかったのは富山市下新本町の住宅街で、女性は発見場所近くに住んでいた。県自然保護課によると、環境省が生態系被害防止外来種に指定する「グリーンイグアナ」とみられる。


 同署によると、23日午後5時15分ごろ、発見場所付近を通り掛かった30代男性が「イグアナのようなものを見た」と同署奥田交番に届け出た。署員が付近を捜し、約5分後に捕獲した。
 女性は23日夕にイグアナがいないことに気づいて捜していた。報道で捕獲されたことを知り、24日夕に同署を訪れて引き取り「無事に見つかって良かった、ありがとうございました」と話したという。
 グリーンイグアナを飼育するいしかわ動物園(石川県能美市)飼育展示課技師の南都慶介さんによると、南米などに生息し、成長すると体がオレンジ色になる。草食で基本的に温厚な性格という。県自然保護課によると、特定外来生物と違い、飼育や野外放出について飼い主への罰則はない。
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