国の絶滅危惧種「シナイモツゴ」宮城・大崎市の小学生が地元のため池に放流

 宮城県大崎市の小学生が、卵から大切に育てた絶滅危惧種のシナイモツゴの稚魚を市内のため池に放流しました。


 シナイモツゴを放流したのは、大崎市の鹿島台小学校の4年生95人です。
 シナイモツゴは体長8センチほどのコイ科の淡水魚で、1916年に鹿島台地区にかつてあった品井沼で発見されたことからこの名前が付けられました。
 外来種による被害で生息数が減少し、国の絶滅危惧種に指定されています。
 放流会は新型コロナウイルスの影響で宮城での開催が来年に延期された「全国豊かな海づくり大会」の事業の一環として実施され、児童らが卵から大切に育てた稚魚約500匹を放流しました。
 参加した児童「元気に育ってほしいと思って放流しました」「今まで育ててきたシナイモツゴだったんですけど、この安全なため池で元気に過ごしてほしいと思います」
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