特定外来生物「オオハンゴウソウ」 2トントラック5台分除去

 特定外来生物の植物「オオハンゴンソウ」から森林環境や在来植物を守ろうと27日、岐阜県高山市で除去作業が行われました。


 オオハンゴンソウは、北米原産のキク科の多年生植物です。強い繁殖力があり、在来植物を押しのけ一面に広がります。
 除去作業を行ったのは、「高山林業・建設業協同組合」加盟の建設業者19社の34人で、高山市清見町夏厩の国道158号線の沿線や林道およそ1・5キロで行いました。
 作業はことしで8年目といい、参加者は、残った根から再び繁殖しないように一本一本手作業で根から引き抜きました。
 新型コロナウイルスや熱中症対策のため、作業は1時間ほどでしたが、2トントラック5台の荷台がいっぱいになり、高山市資源リサイクルセンターで焼却されました。
※高山林業・建設業協同組合専務理事 長瀬雅彦
 「道の周りの外来種が非常に気になるということで活動始めました、会員の皆さんが集まってボランティア活動をしている、おかげと思っています。」
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