アライグマ急増、捕獲数1000匹超える 食害や家屋破損相次ぐ 強い繁殖力に対策悩む自治体

 群馬県内で野生のアライグマが年々増え、農作物食害や家屋破損などの被害が相次いでいる。県内捕獲数は2019年度に1178匹と初めて千匹を超えた。特定外来生物に指定され、雑食性で繁殖力が強く生態系への影響が懸念される。自治体は箱わなの貸出事業などで住民による捕獲を後押ししているものの、夜行性のため生息実態などがつかみにくく、抜本的な解決にならず苦慮している。

“アライグマ急増、捕獲数1000匹超える 食害や家屋破損相次ぐ 強い繁殖力に対策悩む自治体” の続きを読む

ハブより強い毒を持つヘビ、沖縄で急増 在来種を上回る3300匹捕獲 置き換わりの可能性も

 2020年に市町村が捕獲した特定外来生物「タイワンハブ」が過去最多の3317匹に上ったことが27日、沖縄県衛生薬務課のまとめで分かった。捕獲を開始した11年から9年間で約4倍に増えた。タイワンハブの捕獲数は19年から在来種のハブを上回っており、専門家は世界自然遺産登録地への侵入や外来種の定着で生態系への影響を指摘。「地域によっては、在来種から外来種に置き換わる可能性がある」と警鐘を鳴らす。(社会部・砂川孫優、北部報道部・當銘悠)

“ハブより強い毒を持つヘビ、沖縄で急増 在来種を上回る3300匹捕獲 置き換わりの可能性も” の続きを読む

「危機的状況」世界中で猛威をふるう外来カミキリ 宮城県内でも被害確認 樹木食い荒らす

あらゆる木を食い荒らし、枯らしてしまう虫として世界中で猛威をふるう、外来種の虫がいます。宮城県内でも今年の夏に初めて確認され、現在、公園の近くの街路樹や、大学でも被害が確認されています。

“「危機的状況」世界中で猛威をふるう外来カミキリ 宮城県内でも被害確認 樹木食い荒らす” の続きを読む

街路樹が倒れる恐れも…外来種の大型カミキリムシが食い荒らす 「くだもの王国」福島にも黄信号

 2021年夏、国内で初めて、中国南部などに生息している大型のカミキリムシ「サビイロクワカミキリ」が、福島・郡山市で発見され、街路樹に影響が出ている。

“街路樹が倒れる恐れも…外来種の大型カミキリムシが食い荒らす 「くだもの王国」福島にも黄信号” の続きを読む

有毒「ハイイロゴケグモ」が生息域拡大…繁殖力“半端なく強い” メスに注意、見つけた時の対処法は【宮崎発】

 特定外来生物で毒を持つ「ハイイロゴケグモ」。宮崎市を中心に生息域が拡大していて、県は注意を呼びかけている。

“有毒「ハイイロゴケグモ」が生息域拡大…繁殖力“半端なく強い” メスに注意、見つけた時の対処法は【宮崎発】” の続きを読む

いきもの語り 小笠原のカタマイマイ 1000キロ離れた場所で飼育なぜ?

 高く突き出た2本のツノは、何を見つめているのだろう。「井の頭自然文化園」(武蔵野市)で今月3日から、野生では小笠原諸島でしか見られないカタツムリ「カタマイマイ」の展示が始まった。

“いきもの語り 小笠原のカタマイマイ 1000キロ離れた場所で飼育なぜ?” の続きを読む

神戸の民家にアライグマ ケージにカップ麺置き捕獲「見た目かわいいが、困っていた」

 神戸市東灘区の住宅地の庭を荒らしていた特定外来生物のアライグマがこのほど、同区の民家で捕獲された。住人の夫妻が庭に仕掛けた捕獲用のケージで見つかった。夫妻は「見た目はかわいいが、困っていた。これで被害が減れば」と話している。

“神戸の民家にアライグマ ケージにカップ麺置き捕獲「見た目かわいいが、困っていた」” の続きを読む