伊勢崎市でセアカゴケグモ 群馬県内での確認は13例目

 群馬県は30日、伊勢崎市で特定外来生物「セアカゴケグモ」のメス1匹が確認されたと発表しました。県内での確認は今年2月以来13例目です。

 30日午後1時過ぎ、伊勢崎市内の民家の敷地内でみつかったクモを県が確認したところ、特定外来生物「セアカゴケグモ」のメスと判明しました。

 県と市の職員が発見地点の周辺を調べたところ他の個体は見つからず、侵入経路は不明だということです。

 セアカゴケグモのメスは体長が1センチ程度で黒く、腹部背面に赤色の帯状の模様があり、かまれると、症状が重い場合、痛みや吐き気などの症状が出るということです。県内では2005年8月に高崎市で初めて確認され、今回で13例目です。

 県自然環境課は発見しても素手で触らず、万一噛まれた場合は速やかに医療機関を受診するよう呼びかけています。

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