福島県いわき市の川で、巨大なカミツキガメが捕獲され、環境省が注意を促している。
カミツキガメは、カギ状になったアゴに、太く、鋭いツメを持つ。
4日に、福島県いわき市の川で、カミツキガメが捕獲された。
カミツキガメの体長は、約70cm。
カミツキガメに木の枝を近づけると、噛み付いた。
2年前には、子供のカミツキガメも確認された。
生態系への影響も…
生態系への影響について、専門家はこう語る。
アクアマリンふくしま・吉田光輔 主任:
小さい亀がいるということは、大人の亀もいるので、繁殖は認められている。今後増えてきたら、今までいた生き物への影響が出てくるかもしれない。
いまは産卵の時期で、カミツキガメは陸に上がることも多い。
カミツキガメは、陸上では非常に攻撃的になる。
そのため、環境省では、カミツキガメを見つけても直接触らず、大きなバケツなどを被せて重しをしておいてほしいとしている。
(「イット!」 6月6日放送より)