特定外来生物「ハイイロゴケグモ」 山梨県内で初確認 富士吉田市内の店舗で県外から持ち込まれた袋の中で見つかる

 特定外来生物のハイイロゴケグモが県内で初めて確認された。攻撃性は弱いものの、咬まれると腫れや発疹を伴う恐れがあり、県は素手で触らないよう注意を呼びかけている。

 ハイイロゴケグモは大きさ1センチ前後で、腹部に赤い模様があり腹部が楕円の形をしているのが特徴だ。15都道府県で生息が確認されていて、攻撃性は弱いものの咬まれると腫れ、痛み、発疹が現れる恐れがある。

 県によると、先月29日、富士吉田市内の店舗で県外から持ち込まれた袋の中にハイイロゴケグモが入り込んでいるのを従業員が発見し、市役所に通報した。

 県は「県内に生息している可能性は低い」としているが、「似たようなクモを発見した場合には、素手で触ることはせず殺虫剤などで駆除し、県などに連絡をしてほしい」と呼びかけている。

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