大崎市鹿島台の沼では、在来種が減る原因になっている、外来生物のアメリカザリガニの駆除が行われました。
この活動は、沼やため池などの生態系の復元を目指すNPO団体が、2013年から毎年行っているものです。
28日は、独自に開発した仕掛けを使って、絶滅危惧種に指定されている魚「シナイモツゴ」の産卵が確認された沼で、アメリカザリガニを捕獲しました。
―NPO法人シナイモツゴ郷の会・高橋清孝理事長 「ザリガニが入って生態系が破壊されているところはやはり、適切に防除して元々の環境を取り戻すことによって絶滅危惧種の保存を続けていけるのかなと考えています」
28日の活動では、300匹ほどのアメリカザリガニを捕まえたということです。この団体は、今後も駆除を続けることにしています。