氷魚ピチピチ、直売会人気 ワカサギ天ぷら、南蛮漬けも 琵琶湖の恵み

 朝に水揚げされた湖魚の直売会が12日、滋賀県守山市洲本町の農産物直売所「おうみんち」であった。アユの稚魚「氷魚」などが売り出され、多くの客が次々と買い求めた。

 旬の氷魚をはじめ琵琶湖の魚のファンづくりと消費拡大を狙おうと、市や守山漁業協同組合などがつくる「もりやま食のまちづくりプロジェクト」が主催した。

 同市沖の琵琶湖のエリ漁で朝に捕れた氷魚やワカサギ、コアユ、フナ計55キロが並び、ワカサギを使った天ぷらと南蛮漬けも。午前9時に販売を始めると約1時間半で全て売り切れた。

 訪れた後藤智恵子さん(56)=大津市=は「魚は透き通っていて新鮮でおいしそう。天ぷらにします」と満足顔だった。次回は3月12日に開催予定。

+Yahoo!ニュース-地域-京都新聞