富山市でセアカゴケグモ確認 県内8例目

 富山市で30日、毒を持つ特定外来生物のセアカゴケグモが確認されたと県が発表しました。

 県自然保護課によりますと、30日午後2時ごろ、富山市鍋田の民間事業所敷地内に1匹のクモがいるのを社員が見つけました。情報提供を受けた県はセアカゴケグモと特定し、殺虫剤で駆除しました。

 県は、発見現場の近くにある広田小学校と、ひろたこども園に注意を呼びかけました。

 セアカゴケグモは全体が黒色で、腹部にある赤い模様が特徴です。メスだけが強い毒を持ち、かまれると痛みや腫れを引き起こしますが、国内では、ほとんどが軽症だということです。

 県は、見つけた場合は殺虫剤で駆除するか、自治体に連絡するよう呼びかけています。

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