横浜の河川で国内外来魚が相次ぎ確認 新たに4種類

 横浜市内を流れる河川の生物調査で、本来は西日本に生息する「国内外来種」の淡水魚が相次いで確認されていることが13日までに分かった。新たに4種類を確認した市環境科学研究所は「増加傾向で生態系に影響を及ぼす恐れがある」として、引き続き外来種の動向を監視するとしている。


 同研究所によると、調査は2018〜19年の冬季と夏季に実施。市内6水系(鶴見川、帷子川、大岡川、境川、宮川、侍従川)の41地点で魚類や底生動物、水草などを調べたところ、52種の外来種を確認した。うち魚類の外来種は22種に上り、その半数以上が「国内外来種」だったという。
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