熊本市の山中、アライグマ捕獲 市内で7匹目

 熊本市は13日、特定外来生物のアライグマ1匹を北区植木町鈴麦の山中で捕獲し、殺処分したと発表した。市内での捕獲は7匹目。県内では3月末現在、死亡例を含め67匹が捕獲されている。


 市によると、捕獲したアライグマは全長81センチ、体重4・65キロの雌。植木町猟友会が11日、箱わなに入っているのを見つけた。捕獲現場周辺で3月7日以降、アライグマの姿が自動撮影カメラに複数回写っていたため、同19日に箱わなを設置していた。
 市は「現場周辺はアライグマの確認例が多い」として、自動撮影カメラによる生息調査や箱わなによる捕獲を続ける。「アライグマを目撃してもむやみに近づかず、カメラや携帯電話などで撮影して連絡してほしい」と情報提供を呼び掛ける。市環境共生課TEL 096(328)2352。(久保田尚之)
+Yahoo!ニュース-地域-熊本日日新聞