ワカサギ釣りで知られる北塩原村の桧原湖は十二日までに湖面が氷結した。昨年は暖冬だったため湖面氷結はほぼ二年ぶり。ただ、氷が薄い部分がまだ多く危険なため、湖を管理する桧原漁業協同組合は氷上でのワカサギ釣りをしないよう注意を呼び掛けている。
同漁協は加盟業者の申し出を受け、客が穴釣り中に氷が割れて湖に落ちないよう、氷の厚さなどを調べている。昨年は湖面が十分に氷結せず穴釣りが解禁できなかっただけに同漁協の目黒善一組合長(63)は「(氷結して)ほっとしている。ただ今が一番危険な時期でもある。天候によるが早くても一週間、遅くても月内には氷が十分な厚さになり、穴釣りができると思う。それまで我慢してほしい」と話している。
氷結状況などは同漁協のフェイスブックで公開している。
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