重さ4キロの巨大金魚を発見 米サウスカロライナ州

(CNN) 米サウスカロライナ州でこのほど、湖で水質の定期検査を行っていたところ、約4キロの巨大な金魚が見つかる出来事があった。


 同州グリーンビル郡レクリエーション地区で天然資源や歴史的資源などの責任者を務めるタイ・フックさんによれば、オーク・グローブ・レークで重さ約4キロ、全長約38センチの金魚が見つかった。
 ナショナルジオグラフィック誌によれば、ペットの金魚の平均的な重さは約0.9キロから約2.7キロだが、野生のものだと2.2キロを上回ることもある。平均的な体長は約12センチから約40センチ。
 フックさんは、今回見つかった金魚がどのくらい長く湖にいたのかはわからないと語った。この金魚はサウスカロライナ州の固有種ではないという。10年前、最後に研究を行った際には似たような金魚は見つかっていなかった。
 生態系の健康状態を調べるため、当局者は「電気漁法」と呼ばれる方法を使っている。魚にショックを与えて、水面に浮かび上がらせることで、調査員は水質の悪化を示唆する兆候がないかを調べることができる。
 フックさんは、「誰かがいらなくなった金魚を湖に捨てていったのだと思う。トイレに流すよりはいいと考えたのだろう」と話した。
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