長崎市で4年ぶりに「セアカゴケグモ」見つかる

 長崎市で4年ぶりに特定外来生物「セアカゴケグモ」が見つかりました。長崎県は捕まえたり、触ったりしないよう注意を呼び掛けています。


 17日、長崎市滑石地区の県道の植え込みにセアカゴケグモらしきクモ1匹がいると県に通報があり、県の職員が現地で確認したところ「セアカゴケグモ」と確認されました。
 「セアカゴケグモ」は毒を持っていて噛まれると患部が腫れたり、重症化すると筋肉に麻痺が起きるなどの症状があらわれます。
 もともとはオーストラリアなどに棲息していますが、搬入された資材などに付着し広まったとみられ、長崎県内でもこれまで大村市など5市で確認されています。長崎市での確認は2016年9月以来2例目です。
 長崎県ではセアカゴケグモを見つけた場合は靴で踏みつぶすか市販の殺虫剤で駆除し、県自然環境課に連絡するよう呼び掛けています。
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