琵琶湖で「アオコ」今年初の発生確認 水面覆う大量のプランクトン、6年連続

 滋賀県は24日、琵琶湖で今年初となるアオコの発生を、草津市北山田町の北山田漁港で確認したと発表した。アオコの確認は6年連続。


 南湖で定点調査を実施している県職員が同日午前、北山田漁港で幅14メートル、長さ8メートルにわたり、水面をうっすらと覆っているのを見つけた。県琵琶湖保全再生課は「港は流れがなく、アオコが発生しやすい。人間への悪影響は確認されていないが、今後も注視したい」としている。
 アオコは大量の植物プランクトンが青緑色になって水面に広がる現象で、琵琶湖では1983年に初確認された。
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