住民らが外来植物「オオキンケイギク」を駆除 鹿児島・瀬戸内町

 鹿児島県・奄美大島の瀬戸内町で、国の特定外来生物に指定されている植物「オオキンケイギク」の駆除作業が行われました。


 北米原産のオオキンケイギクは繁殖力が強く、在来植物の生育に影響を及ぼします。
 このほど瀬戸内町では管鈍集落の県道沿い約50メートルに渡って広がるオオキンケイギクを、住民と一緒に1時間かけて駆除しました。
 地元集落の昇豊次区長は「外来種という意識がないので、きれいな花が咲いているとしか地元の人はわからない」と話していますが、瀬戸内町教育委員会の山元萌さんは「奄美大島は世界自然遺産登録を目指しているので、外来植物が在来の植物に悪影響を及ぼすということで対処している」とコメントしています。
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