陸地でカミツキガメ発見、産卵行動の可能性 滋賀県が注意呼び掛け

 滋賀県は15日、大津市大萱5丁目の農地で特定外来生物のカミツキガメ1匹が見つかったと、発表した。陸地で見つかっており、産卵行動の可能性もあるとして滋賀県は注意を呼び掛けている。


 県自然環境保全課によると、15日朝、住民が水辺から離れた場所で発見した。通常は水中や水際で生息するため、産卵のために移動していた可能性があるという。昨年4月にも同じ農地で1匹が見つかっているが、県内での繁殖は確認されていない。
 見つかったカメは、甲羅の長さ33センチ、体重8.8キロ。県内での捕獲は25例目。
 カミツキガメは北中米原産で鋭い歯や爪があり、飼育は原則禁止されている。県は、見つけた場合は触らず、通報してほしいと呼び掛けている。
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