「魚見たかったから」――そんな思いだけで、水中スコープを自作してしまった猛者が注目を集めています。漁に使えそうなガチのやつ。
Twitterユーザー半澤聖也さんの、友人が作った装置。その仕組みは、内蔵された2枚の鏡で光を反射させて像をのぞき穴へ導く、潜望鏡の原理そのものです。筐体がガッシリしているうえに手すりまで付いていて、定番の科学工作を大人が本気で作ると、こうも本格的になるものかと感心させられますね。
「全力すぎて笑う」「科学館に置かれていても違和感のないレベル」など、スコープは好評。思い付きをすぐ実行に移す行動力もにも賛辞が寄せられました。
半澤さんを通して作者に話を聞いたところ、製作のきっかけは本当に「魚が見たい」思いだけで、仕事で出る廃材を利用して組み上げたとのこと。実際に使ってみたところ、透明度の高い水辺では、魚がよく見えたそうです。
なお、半澤さんは、作者と10年来の釣り仲間。今は外出自粛で会えていませんが、いつかスコープを貸してもらう日を楽しみにしているとのことです。
画像提供:半澤聖也さん
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