緊急事態宣言発令を受けて9日から全面休業に入る千葉・亀山湖の貸しボート店には8日、ブラックバスやヘラブナを狙う釣り人が早朝から駆け付けた。
亀山湖は貸しボート店6軒で構成する亀山湖釣船協会があり、7日の発令以前から訪れた釣り客が新型コロナウイルスに感染する危険性を協議しており「釣りシーズンにも突入していて、休むことは正直つらいが、今は感染、拡散を防がないといけない」と一致団結した。
同協会会長の「ボートハウス松下」の松下広明店主は「訪れたお客さんのほとんどが9日から休みになることを知っていた。特に混乱もありませんでした。なんとか沈静化して、笑顔で5月7日を迎えたいですね」と話した。この日、同店では15組が訪れたという。
また、近隣の三島湖では8日午前、貸しボート店4軒が会議を開き、11日から休業に入ることを決めた。今後の新型コロナウイルスの影響をにらみ、期限を設けずに判断する。
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