桜枯らすクビアカツヤカミキリの被害拡大 埼玉

 県環境科学国際センターは23日、桜を枯らす特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」による被害が昨年6月〜今年2月で、県内12市町の205カ所で確認されたと発表した。平成30年度の前回調査から77カ所増えており、有効な防除対策の確立を急ぐ。


 クビアカの成虫は体長約2・5〜4センチ。桜などバラ科の樹木を好み、幼虫は樹木内で木を食べながら成長し、約10匹で樹木を枯れさせてしまう。平成25年に県内で初めて被害が報告されて以降、県北を中心に分布を広げている。
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