遊漁船、防波堤に衝突 鹿島灘漁港 釣り客ら8人けが

 16日午後0時27分ごろ、鹿嶋市平井の鹿島灘漁港で、遊漁船の第27桜井丸(19トン)が北側の防波堤に衝突し、けが人が出たと鹿島海上保安署に通報があった。同署によると、衝突の衝撃で乗船していた23人のうち男性8人が負傷した。いずれも命に別条はない。同署で事故原因を調べている。


 けがを負ったのは船長(53)=鹿嶋市=と船員(48)=阿見町、東京都、埼玉、千葉、静岡の各県から来た67歳から26歳までの釣り客6人。骨折や打撲などのけがを負い病院に搬送され、3人が入院した。
 同船は同日早朝、同港を出航し、釣りを終え帰港する途中だった。事故当時は雨が降っていたが、視界は悪くなく波も穏やかで他の遊漁船も出航していた。同船は船首の右舷付近を損傷し、近くにいた船にえい航され帰港した。
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