BASSによると、BASS(ESPN Outdoors)とASA(American Sportfishing Association)が共同で、古くなってメンテナンスされていない、また使われていないダムや堰を撤去するためのファンド「オープン・リバー・イニシアチブ」を設立。アメリカ商務省の米国海洋大気庁(National Oceanic and Atmospheric Administration。通称NOAA)が、8月31日、ミズーリ州セントルイスで開催されたホワイトハウスの共同カンファレンスで発表した。
現在アメリカでは、大小合わせて200万基以上のダムや堰が河川に設置されており、その水域で生息する魚類をはじめとした生物の遡上や生息に著しいダメージを与えている、と考えられている。特に建設当時はその目的用途に沿った働きをしていたが、現在ではその機能を果たしていないダムが多く、生息種の生態だけでなく、人間の生活にもダメージを与えている。したがって、利用価値の少ない、また価値のないダムは撤去すべきといった思考が持ち上がり、その結果、生物の生態だけでなく、リクリエーションナル・フィッシングにもポジティブな要因を増そうといった活動である。
「オープン・リバー・イニシアチブは、我が国の河川の健康状態を今後よくしていくだろう」とBASSの自然保護ディレクターのノーリーン・クローは語る。「ダムは単純に魚の遡上をブロックしているだけでなく、生活圏やスポーニング・ステージも狭めている。すでにダム・リムーバブル(ダム撤去)が行われた地域のアングラーは、魚や釣りのクオリティーが劇的によくなったのを体験している」と加えた。今後オープン・リバー・イニシアチブは、大小の団体と共同でダム・リムーバブルの重要性を訴えていくという。
+Bassmaster.com
+米国海洋大気庁
+American Sportfishing Association