琵琶湖を訪れたレジャー客にマナー向上を訴える「琵琶湖ルール・マナーアップキャンペーン」が29日、滋賀県内の琵琶湖岸や湖上一帯で繰り広げられ、行政、レジャー関係者らが外来魚の放流禁止や、ごみの持ち帰りなどを呼びかけた。
レジャー客が増える大型連休に合わせ、県などが毎年行っている。県職員や琵琶湖レジャー利用監視員ら約170人が、七班に分かれて湖岸と湖上でPRした。
釣り愛好家でつくる「環境NPO外来魚バスターズ」が、草津市北山田町の湖岸緑地で実施した外来魚の駆除活動には、国松善次知事も参加。メンバーの指導を受け、ブラックバスを釣り上げると、回収ボックスに入れた。この後、外来魚の放流禁止やプレジャーボートの航行規制水域での航行禁止を呼びかけるパンフレットをレジャー客に配った。
家族連れで訪れていた野洲市冨波甲の松倉功さん(64)は「外来魚を釣った時には回収ボックスにきちんと入れたい」と話していた。
(京都新聞)