ノートルダム女学院中(京都市左京区)の2年生143人が23日、滋賀県草津市下物町の滋賀県立琵琶湖博物館近くの琵琶湖岸を訪れ、外来魚釣りに挑戦した。琵琶湖疏水で京都とつながる琵琶湖の環境を学ぶ目的で、30年近く前から続けている。生徒たちは、外来魚の再放流禁止を盛り込んだ「県レジャー適正化条例」についても事前に学習した。
魚に触れたり、釣りをするのが初めての生徒もいたが、2人1組でソーセージなどを餌に釣り糸を垂らし、全員でブルーギル計約50匹を釣り上げた。釣った魚は持ち帰って解剖実習に使う。
磯田瑠衣さん(13)は「ブルーギルは引きが強かった」と話していた。
(京都新聞)