横浜・上瀬谷跡地の大型開発、環境保全に懸念 27年に園芸博、テーマパークの予定地にも

 2027年に国際園芸博覧会が開催される上瀬谷通信施設跡地(横浜市瀬谷、旭区)には「谷戸田」が広がっている。水田は豊かな生態系を維持し、遊水池の機能も果たしてきた。しかし今後の大型開発のために表土は改変され、川は切り回される。地域の環境保全に携わってきた市民らは顔を曇らせる。

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霞ケ浦のワカサギ、歴史的不漁 夏の高水温が影響 茨城

 霞ケ浦のワカサギ漁が歴史的不漁となっている。夏から年末にかけて漁期となるが、今年は9月ごろから漁獲が「ほぼゼロ」の日も珍しくない。専門家は今夏の水温上昇が要因と指摘。短期間での回復は難しい状況という。国内有数の産地として、関係者は対策協議を近く行う。

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外来種対策など強化 世界自然遺産連絡会議・奄美大島部会 遺産地域の管理状況確認

 奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島世界自然遺産地域連絡会議・奄美大島部会と、奄美群島世界自然遺産保全活用検討会・自然利用部会の会合が11日、鹿児島県奄美市名瀬の県大島支庁で開かれた。オンライン参加も含め官民の関係者75人が参加し、遺産地域の管理に関する奄美大島の行動計画の進捗(しんちょく)状況を確認。今後の課題として、外来種対策や希少野生動物のロードキル(交通事故死)対策の強化を求める声が上がった。

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「幻の魚・イトウに影響」 懸念される生息地での風力発電計画

 絶滅が危惧されている大型淡水魚「イトウ」の産卵に甚大な影響があるとして、北海道猿払村などで風力発電事業を計画している東京都の企業に対し、日本自然保護協会が事業の中止を求める意見書を提出した。猿払村はイトウが安定して繁殖している数少ない生息地の一つで、同協会は「生物多様性上、最大級に問題がある計画だ」と指摘している。

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「水生生物がすめる環境に」絶滅危惧種のホトケドジョウ、新東名高架下の用水路に放流 高校生とNEXCO中日本が協力し整備=静岡・御殿場

 静岡県の御殿場南高校の生徒などは10月9日、絶滅危惧種のホトケドジョウを新東名高速高架下の環境に配慮した用水路に放流しました。

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『鉄腕!DASH!!』の“過剰演出”に研究者から批判噴出!「伊勢えびの減少はウツボのせい」は本当か

 ジャニーズ事務所の創業者による性加害問題を受け、所属タレントのCM契約を見送る方針を発表する企業が続出。そんな中でTOKIOは、福島県との連携が続いている。

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「池の水全部抜く作戦」から2年…大量のブルーギル等駆除された池で別の外来種が“大繁殖”

 2023年7月、岐阜県郡上市の「ため池」で特定外来生物の「コクチバス」を一斉に捕獲した。生態系を脅かす「特定外来生物」は全国で見つかっていて、名古屋市では、2021年に名東区の猪高緑地で「池干し」をした。また、2022年には千種区の東山新池で、県の条例で「在来種を圧迫する存在」とされている「スイレン」を抜く活動が行われた。時が経ち、その場所はどうなっているのか、その後を追った。

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埼玉で話題、謎のハクチョウ飛来 本来国内にいない種か 群れからはぐれたのではなく、飼育場から逃げた可能性 飼い主は名乗り出て、早く保護して 人が接近しても逃げず

 9月末ごろから、埼玉県春日部市中心部を南北に貫く古利根川に2羽のハクチョウが飛来し、話題になっている。専門家によると、本来国内に分布しない外来種のコブハクチョウとされ、飼育されていた個体が迷い込んだ可能性が高いとされる。

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