クビアカの被害木、上六人部で16本見つかる 三和町以外で初確認 市「情報提供」呼びかけ強化/京都府福知山市

 特定外来生物「クビアカツヤカミキリ(通称・クビアカ)」による被害木が7月に京都府福知山市上六人部地区で5本見つかったことを受け、市などは18、19両日、被害の拡大状況を調査するため、地区内で住民と合同パトロールを行った。その結果、2日間で新たに16本を確認。市内では三和町以外での確認は初めてで、市は被害エリアが拡大しているとして、市民に情報提供をより一層呼びかけていく。

 クビアカは幼虫がサクラ、ウメ、モモなどの木を食害し、衰弱・枯死させる。市内では2024年8月に三和町で初めて発見された。

住民からの通報きっかけ

 7月上旬に、同町に隣接する上六地区の堀越の住民から市へ通報があり、職員がハナモモ1本から木クズと排泄物が混ざった「フラス」が出ていることを確認。採取したフラスを専門機関に分析依頼したところ、クビアカによるものと確定した。このことを受け、市職員が周辺施設で調査した結果、旧上六人部小学校=三俣=のサクラも被害に遭っていることが分かった。

 合同パトロールは同地区の9自治会で実施。市エネルギー・環境戦略課、自治会、地元の住民組織・上六人部地域づくり協議会が行い、自治会長らが選び出した地元にあるサクラなどを1本ずつ見て回った。三俣では18日、市職員ら4人が実施。同校や私有地などに植えられた61本を調査し、サクラ3本の根元にフラスがあり、うち1本からは幼虫を見つけ捕殺した。

 パトロールに参加した三俣の今川裕行副自治会長は「近く組長会があるので今回のことを報告し、情報提供を呼びかけたい」と話していた。

 同課は「想定以上に被害木が見つかったと感じています。被害拡大を防ぐため、現在防除対策にかかる費用の補助メニューについて検討しています」とし、「間違っていてもいいので、疑わしい樹木があればぜひ連絡してほしい」と呼びかけている。

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