フリッピングの父、ディー・トーマスが逝去

現在では世界的にポピュラーな釣りのテクニックとなったフリッピングの開祖であるディー・トーマス(Dee Thomas)が逝去した。享年85歳。1937年生まれのトーマスはカリフォルニア州を中心としたアメリカ西部で活躍。「フリッピングの父」として知られ、1975年にアーカンソー州ブルショール・レイクで開催されたB.A.S.S.インビテーショナルで優勝、同年のバスマスタークラシックにも出場している。バスフィッシングの後進エリアとされる西部在住のアングラーが本場東部で優勝したことは当時大きなインパクトであり、後世に語り継がれることとなった。以降、フルタイムではなく、仕事をしながら二足の草鞋を履く形で西部エリアでのトーナメントで活躍、2007年にはバスフィッシングの殿堂入りを果たした。2017年に肺がんを患っていることを公表し、闘病しながらトーナメントに出場していたが、帰らぬ人となった。

B.A.S.S.の創設者、レイ・スコットが逝去

B.A.S.S.(Bass Anglers Sportsman Society)の創設者でもあるレイ・スコットがアメリカ現地時間5月8日11時30分に老衰のため逝去した。享年88。1967年にB.A.S.S.を創設したレイ・スコットはアメリカで初となるプロフェッショナルトーナメントを開催。世界最大のトーナメント組織へと発展させた人物だ。トーナメントでは自らMCを務め、プロトーナメントにおける「顔」として知られる存在でもあった。また、スコットは機関誌であるバスマスター・マガジンを創刊。ニューヨークタイムズが「バスフィッシングの聖書」と評された。1972年に “Don’t Kill Your Catch” と称したキャンペーンを実施。トーナメントにおいて、できるだけバスを殺さないようライブウェルの普及にも尽力した。

+B.A.S.S.
+Ray Scott, the father of modern bass fishing, has died

アングラーズアイドル2021「第12代アングラーズアイドルオーディション」を開催中/釣りフェスティバス

21idol.jpg 例年、パシフィコ横浜で開催されている「釣りフェスティバル」。2021年は新型コロナウイルスの感染拡大を考慮して中止が決定しているが、2021年1月23〜24日の2日間、初の「オンライン開催」を実施する。また、今回で12回めとなる「アングラーズアイドル」についてもオーディションを開催している。

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琵琶湖ブイに命名権 昭和電機、県と契約

 琵琶湖でのプレジャーボートの航行規制水域を表示するブイの維持管理を支援するため、昭和電機(大阪府大東市)と県は三十一日、ネーミングライツ(命名権)契約を結んだ。昭和電機は二〇二三年までの三年間で三百万円を県に支払い、ブイには昭和電機のロゴシールが貼られる。

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W.B.S.、第1戦が中止に

 3月29日に茨城県霞ヶ浦で開催される予定だったW.B.S. PRO-TEAM Topurnament第1戦は、新型コロナウイルス感染防止における行政の要請により中止となった。代替日など、詳細についてはW.B.S.の公式サイト“W.B.S. on LINE”にて。
+W.B.S. on LINE