サクラの木など枯らす「クビアカ」 京都と兵庫で被害状況を確認

 特定外来生物に指定されている害虫「クビアカツヤカミキリ」の被害状況を確認する合同パトロールが25日、京都府福知山市と兵庫県丹波市で行われた。府県境を越えて現況を把握し、防除を強化することを目的に、両府県の行政担当者ら25人ほどが参加した。

 クビアカツヤカミキリは、幼虫がサクラなどの木の内部を食べ、枯らしてしまう。この日は、福知山市三和町上川合の旧川合小学校に集合し、敷地内のサクラの被害木を観察した。

 木には、成虫が出てこられないようネットが巻かれていた。専門家が確認したところ、幼虫が樹木を食べる際に出す「フラス」とよばれるくずが見つかり、いまも幼虫が樹木内に生息しているとされた。

 府内では2024年7月、西京区で初めて被害を確認し、今年3月末現在で180本を超える被害が判明した。

 福知山市では24~25年度で計73本が確認され、うち54本は所有者らの同意を得て伐採された。今年度も4本見つかり、市は自治会の回覧などを通じて警戒を呼びかけている。(滝川直広)

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