滋賀県・琵琶湖の南湖で「ゼゼラ」「カネヒラ」在来魚が回復の兆し 外来魚の脅威は消えず

 琵琶湖の南湖で減少していた在来魚に、回復の兆しがある-。そんな研究論文を龍谷大などの研究グループが発表した。最新の科学技術と捕獲調査で在来魚の増加傾向を明らかにした。一方、いまだに外来魚の脅威は消えておらず、研究者は警戒の必要性を訴える。

 捕獲調査は、2008年と21年に南湖の30地点で行った。08年には6種類の魚を捕獲し、在来魚は3種類しか確認されなかったが、21年には18種類中13種類が在来魚と大幅に増加した。

 数の内訳をみると、08年はブルーギルが4067匹と捕獲数全体の9割超を占めたが、21年では479匹まで減少。在来魚は08年に計3匹だったのが、21年はゼゼラが148匹、カネヒラが44匹、ホンモロコが31匹などと、顕著な増加を見せた。

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