生息数の減少で秋の解禁が見送られた山梨県の本栖湖のヒメマス釣りを復活させようと、富士河口湖町がクラウドファンディングで外来魚 レイクトラウトの駆除活動を進める財源の確保に乗り出します。
2022年、本栖湖で初めて生息が確認された外来魚「レイクトラウト」は繁殖力が高く、県などの調査でヒメマスやニジマスを食べていることがわかっていて、近年のヒメマス不漁の原因とされています。
この秋は試し釣りで釣果がなかったことから、初めてヒメマス釣りの解禁が見送られました。
こうしたことから本栖湖漁協は、レイクトラウトを釣り上げて漁協に持ち込んだ人に1匹1000円の駆除協力金を支給していて、町はこの協力金の財源を確保するため新たにクラウドファンディングを始めます。
目標金額は200万円で、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」で今月9日から来年2月末まで受け付けるということです。