生態系や農業に悪影響のある外来生物への対策を考えるフォーラムが11月6日、徳島市で開かれました。
このフォーラムは、外来生物への対策について、県全体で考えようと、県や関係団体が開きました。
生態系や農業に悪い影響を与える「特定外来生物」は現在、県内で28種が確認されています。
このうち、桃や桜の木を食い荒らす「クビアカツヤカミキリ」は、現在、県内5つの市と町で見つかっていて、県の職員が対策について説明しました。
(県立農林水産総合技術支援センター・中野 昭雄さん)
「木にネットを巻くということをやっている。中にいた幼虫が羽化したところを拡散を防止する。また、成虫の産卵を防止する2つの意味合いがある。」
また、持ち主の高齢化などで放置された果樹園が発生源になりやすいとして、地域全体での対策が必要だと訴えました。