大型ネズミの仲間で特定外来生物のヌートリアが県内で初めて確認されました。
先月31日、松山沖の中島近くの海を泳いでいるところを住民が発見して撮影、県がその映像などから判断しました。
環境省によりますと、ヌートリアは西日本で広く確認されていて、瀬戸内海を挟んで向かいにある広島県でも、広島市内で体長50cmほどの個体が撮影されるなどしています。ただ、愛媛では見つかっていませんでした。
おとなしい性格ですが、農作物や生態系に被害を与える可能性があるとして、特定外来生物に指定されているということです。
愛媛県は目撃情報を集めていて、もし見つけた場合は「触ったりエサをあげたりせず連絡してほしい」としています。