捕獲された「コクチバス」を展示 生態系への影響を解説 岐阜県各務原市のアクア・トトぎふ

  各務原市の水族館で、特定外来生物に指定されている「コクチバス」の展示が行われていて、生態系への影響などについて解説しています。

  コクチバスは、特定外来生物に指定されている肉食性の外来魚で、アユなどを含む在来魚を貪欲に捕食することから生態系への影響が懸念されています。

  展示されているのは、11月8日に木曽川支流の阿木川で行われた駆除作業で捕獲された体長約25センチのコクチバス2匹です。

  水槽の周りにはコクチバスの生態や県内での確認状況が記されています。

  アクア・トトぎふの担当者は「外来種は人が運び、持ち込んだもの。ごく一部の人の身勝手な行動が大きな経済的損失をもたらし、生物多様性の劣化につながることを理解してほしい」と話していました。

  この展示は12月下旬まで行われます。

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