「川に泡」ボディーソープ900キロ流出 大阪・千早川 積み荷落下

 国土交通省近畿地方整備局は、大阪府河南町神山の千早川で、近隣の運送業者からボディーソープ約900キロが流出したと発表した。魚が死ぬなどの影響は確認されていないという。

 同局大和川河川事務所によると、14日午後6時半ごろ、住民から町に「川に泡が流れている」と通報があった。町が現地調査した結果、隣接する千早赤阪村森屋の運送業者の駐車場で、トラックの荷台から積み荷のボディーソープを入れた容器が落下。原液が道路側溝から川に流れ込んだことが分かった。

 河川事務所がメーカーに確認したところ、人体に影響のある物質は含まれていないという。現場下流の石川から上水道を引いている羽曳野市が一時、取水を停止したが、大阪広域水道企業団から給水し、一般給水への影響はなかった。【澤木政輝】

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