名古屋港で「ヒアリ」見つかる 愛知県でことし初めて発見 女王アリはいないため繁殖の可能性は低い

 名古屋港で強い毒を持つ「ヒアリ」が発見されました。 愛知県によりますと8月6日、弥富市の名古屋港鍋田ふ頭で、事業者が中国から届いた荷物から200匹から300匹程のアリを発見。専門家が調査したところ、特定外来生物のヒアリだと分かりました。

 ヒアリは強い毒を持っていて、刺されると重度のアレルギー反応を起こす恐れがあります。

 ヒアリが見つかった荷物は貨物船で運ばれたもので、荷物が入っていたコンテナやその周辺でも数十匹のヒアリが発見されたということです。

 ヒアリは既に駆除されていて、女王アリがいないことから繁殖している可能性は低いとみられています。

 愛知県でヒアリが発見されたのはことし初めてで、県などは引き続き調査を行うとしています。

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