ため池で水抜き、体長51cmブラックバスも アユモドキ保護で外来魚2500匹駆除

 国の天然記念物アユモドキを守るため、京都府亀岡市のNPO法人「亀岡人と自然のネットワーク」がこのほど、同市下矢田町の中山池で外来魚の駆除調査を行った。水が抜かれた池で大量の外来魚が捕獲された。


 同池には1970年代にブラックバスなどの外来魚が放流されたという。アユモドキの生息地である曽我谷川に流下して捕食する恐れがあるとして、地元住民らが毎年秋ごろ、釣りで捕まえている。
 今回は亀岡土地改良区が施設点検でため池の水を抜き、水深2メートルほどになったのを機に大規模な駆除を実施。同法人を中心に国や府、市の職員や京都先端科学大と京都大の学生ら40人が参加し、刺し網や投網を使って作業に当たった。
 その結果、1日でブラックバス99匹とブルーギル2404匹を捕獲。最大で体長51センチのブラックバスもいた。理事の仲田丞司さん(63)は「コイやフナなど在来種はほとんどいない。持ち込まれた外来魚が池の生態系をがらりと変えてしまったのだろう」と話した。
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